二度目の北海道旅行の目的の一つである函館の夜景は、夕暮れ時の明るい頃から見る事にしました。
前回は、バスだったので、時間に限りがありました。
今回は、クルマなので駐車場にとめて、長時間見ていたいと思っています。
さて、夜になりいよいよ夜景の時間になりました。
函館の夜景
なんと言っても、函館山からの夜景は驚くほど素晴らしく、その光の広がりとともに両側に広がる海が郷愁を誘います。
函館は、異国情緒ただよう、北海道の代表的な観光地です。
他の観光客のみなさんが帰られてからもずっと眺めていました。
すばらしい夜景を眺めながら、前回の北海道旅行の事、今回のの旅の事などいろいろ思い出し、少々ホームシックになっていたと思います。
啄木小公園
大森浜という所に啄木小公園があります。
とても眺めの良いところで、海はもちろん函館山も見え、立ち寄る事にしました。
私は、啄木の「死ぬ時は函館で、、、」と語っていたと言うの当時知りました。その事をときどき思い出します。
当時は、ピンと来なかったのですが人間は晩年になると、楽しかった事やすばらしかった景色などを思い出し、その頃へ帰りたいと思うようになるのだと思います。
五稜郭やトラピスチヌ修道院、ハリストス正教会、カトリック元町教会にも行きました。
トラピスチヌ修道院のクッキーをおみやげに買うのが、その頃の定番でした。
八幡坂
八幡坂は、よくテレビやCM、写真などで紹介されます。イメージとしては、海まで続く坂道という感じです。
私も大好きで、この坂を見ると函館を思い出します。
そして、食べ物が安くておいしいのも函館の魅力。
長年、観光の名所として存続してきたのは、これらすべてが備わっていたからだと思います。
残念なことに「南の端っこ」には行けませんでした。
洞爺湖へ
洞爺湖には、昨年お世話になった友人の実家があります。
今回の旅でも泊まりにおいで!と言っていただいてました。
友人不在なのに良いのかなぁ?などと最初は思っておりましたが、やはり甘える事にしました。
昭和新山の山肌は、相変わらず凄まじく、今にも隆起してきそうです。自然の壮絶さを感じます。
なつかしさを感じながら、 洞爺湖の湖畔を一周し、友人の実家にお世話になりました。
その夜は、またまたごちそうをしていただき、いろんな話を友人のおとうさん・おかあさんと話しました。
旅先で、人のやさしさに出会えるのは人生にとって最良の事だと思いました。
もちろん、この旅が実現してなければ、それもなかったわけです。
この時、わたしは、人から感謝されるような人間になりたいと強く思ったのでした。