生駒山系の東側にあるいろいろな場所を思い出し、少しお伝えします。
奈良市内からは西のエリアにあたり、昔は国道163号線や阪奈道路、国道25号線といった道路を使っていました。
現在は第二阪奈道路も出来、昔に比べると交通の便がよくなりました。
そこには奈良の良いところが残っていてとてもうれしく思います。
生駒山の東へ
くろんど池
くろんど池ときさいちカントリークラブの間に府民の森くろんど園地があります。
富雄川沿いの県道7号線は、そのまま枚方方面へと抜けれるようになっています。
くろんど池には、近鉄けいはんな線「学研北生駒」や京阪交野線「私市」からも行けます。
昔、よく遊びに来たのでやはりなつかしいです。
富雄川(とみおがわ)
富雄川は、近鉄富雄駅と交差するように、南北を流れている大和川水系の一級河川です。
川沿いの道もかなり整備が進み、国道163号線や阪奈道路、第二阪奈道路に国道25号線、西名阪など大阪へのルートも便利になりました。
霊山寺(りょうせんじ)
近鉄富雄駅から富雄川を下っていくと、右手にお寺が見えてきます。
バラ園で有名で、薬師湯殿という薬湯やゴルフ練習場まであります。
境内はとても広く、山に囲まれていてきれいです。
宝山寺(ほうざんじ)
宝山寺へは、近鉄生駒から日本で初めてのケーブルカーが出ています。
クルマだと信貴生駒スカイライン又は近鉄生駒からケーブルカー沿いの道が利用できます。
宝山寺は「しょうてんさん」という別名があり、生駒山の中腹にあるため、奈良側の景色と夜景が楽しめます。
行基の墓(ぎょうきのはか)
近鉄生駒線の「一分(いちぶ)」駅の近くに竹林寺というお寺があり、奈良時代の高僧、行基の墓があります。
クルマだと第二阪奈道路の壱分ランプ付近です。
行基というお坊さんが、なぜか小さい頃からいろんなシーンで、たびたびあらわれます。
それもそのはずで、行基は苦しむ人たちの為に奉仕をし、池や橋や寺を作ったり開墾などをした偉い人なのです。
「布施屋」と呼ばれる旅する人の宿も作ったそうです。
現在、近鉄奈良駅の広場でも行基像を見る事が出来ます。
ちなみに、誕生の地としては堺の家原寺(えばらじ)となっています。
竜田川(たつたがわ)
近鉄生駒線と国道168号線と仲良く?流れている川で、生駒山とも並行した感じです。
こちらも大和川水系の支流で一級河川です。
先程の富雄川より生駒山寄り(西側)を流れています。
生駒山の東側ということもあり、大和の秋を感じることが出来ます。
国道25号線との交差点に「竜田大橋」があります。
矢田寺(やたでら)
あじさいが綺麗な矢田寺は、奈良県大和郡山市にありますが、位置としては、他にお伝えしている場所からすぐです。
いろいろな種類のあじさいがあるので、見頃は長くたのしめるそうです。