バルセロナに来てから気になっていた島に行ってみる事にしました。
マジョルカ島という島で、隣にはメノルカ島という島もあります、
ヨーロッパのリゾート地として知られ、バルセロナから飛行機に乗ればすぐのようです。
マジョルカ島
イベリア航空に乗り、あっという間にマジョルカ島に到着。
まずは、レンタカーを借りホテルの場所を確認。
「地中海に浮かぶ島」なんて、どことなく素敵な響きです。
例によってハンドルを持つとどこにいくかわからないのですが、とりあえず街の観光に向かいました。
カテドラル(大聖堂)
マジョルカ島にも大聖堂があり、ここにもガウディが関わっていると知りました。
夜になって、ライトアップされるカテドラルがとても美しく治安もよかったので、しばらく歩いていました。
アルムダイナ宮殿
現在もスペイン国王が夏に滞在しています。
一般公開もしていて、豪華なタペストリーや絵画、ロマネスク様式の礼拝堂なども見学できます。
ショパンが住んだバルデモーサ
ショパンと恋人のジョルジュ・サンドが愛の逃避行として一冬住んだ村として知られています。
クルマでさほど遠くなかったので訪れてみました。
カルトゥハ修道院には、ショパンの記念館もあって、ピアノやいろいろな調度品を見ることができます。
ショパンの「雨だれ」の直筆の楽譜があり、ジョルジュ・サンドは「マジョルカの冬」という作品を書いています。
トラムンタナ山脈
雨が降っていたのですが、特に気にせずクルマを走らせていました。
すると、なにやら白いものが降ってきました。
そうです「雪が地中海の島で降っている」のです。
当時の私は、雪に対するクルマの弱さを知らなかったので、どんどん進んで行きました。
なにごともなかったので良かったですが、、、
トラムンタナ山脈の文化的景観としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。
Puerto de Soller(プエルト・デ・ソジェール)
パルマを出て山へ向かい、雪の降る夕暮れの中クルマを走らせました。
私にとっては、地中海の島で雪を見れるなどとは思ってなかったので、この港のホテルに着いた時には夢見心地でした。
とにかく無事を祝って、その夜は早く寝たと思います。
翌朝は、太陽が降り注ぎ、青く澄んだ浜辺を歩きました。
どんな事があっても、必ず朝がやってくるんだと思いました。
旅は、強烈な印象を受けたものなら必ずその後もおぼえています。
行きの飛行機の乗務員さんと帰りの飛行機の乗務員さんが一緒でした。
にっこり笑って「アイ ノー ユー」と言ってくれました。