スキーやスノーボードをしている人の中で一度は行ってみたいエリアと言えば、北海道ではないでしょうか?
そして、ある日旅行会社のパンフレットを見ていて、その「北海道に行きたい」という気持ちがどんどん膨らんで行きました。
とにかく贅沢は言えないので、日程的にも金銭的にも、無理をしないように考えました。
パウダースノー
飛行機で千歳空港に到着、ホテルにチェックインしてから札幌市内と小樽の観光に向かいました。
札幌市内も当然雪景色で北海道庁が素敵でした。
その頃、雪の上をクルマで走った事のなかった私は、札幌市内を走るクルマを見てとても不思議でした。
凍りのような(ミラーバーン)道で、よくクルマを運転できるんだなぁ~と。
走ってるクルマが止まるのが、とても不思議でした。
その後、何年かして自分が雪道を運転するようになるとは、思ってもみませんでした。
札幌の観光を少しして、電車で小樽へ向かいました。
極寒の小樽運河
電車を降りると、寒いと言うよりは「イタイ」という感じでした。
北海道の人は、「しばれる」と言うみたいですね。
とにかく、今まで経験したことのない気温を体感しました。
雪の小樽運河は、ライトアップされていてとても美しく、「小樽に帰ってきたんだなぁ~」とつぶやいていました。
今までは、夏の北海道しか知らず、毎回、北海道旅行のスタート地点は小樽だったので、冬の小樽は感動です。
小樽天狗山スキー場
札幌へ戻る電車の発車を待っていると、ドタドタと一人の男性が乗り込んできました。
見ると、スキーを担ぎ、ストックを持っています。
なんと、スキーブーツで列車に乗り込んできたのです。
いまだに、いろんな想像が頭を巡ります。
この恰好でスキー場に行って帰るのがその人のスタイルなのかな?
よっぽどうまい人なんだろうな、と思いました。
なぜなら、とても初心者用の板・ブーツではなかったからです。
いずれにしても、この極寒の中、ナイターをやってきたであろう男性は、途中の駅で降りてしまい真実は謎に包まれたままとなりました。
サッポロテイネ
翌朝はテイネスキー場に向かう事にしました。
テイネスキー場は、札幌オリンピックの時に使われたスキー場として有名でした。
その頃、初心者だった私は、只々感動するのみで、
パウダースノーとはこれか!
などと思ったり、
北海道の大自然の中で滑ってるんだ!
と思ったりで、ウキャウキャしていました。
高速リフトに乗ったのもこの時が初めてで、あっという間にリフトの頂上についてびっくりでした。