北海道へのスキー旅行は、夢のようでした。
その夢には、いろんなオプショナルツアーがありましたが、あまり欲張らないことにしました。
冬の北海道に来ているだけで大満足です。
札幌国際スキー場
昨日、テイネスキー場で気を良くした私は、今度は、札幌国際スキー場へ行く事にしました。
定山渓温泉(じょうざんけいおんせん)を抜けるとすぐ札幌国際スキー場です。
昨日にも増して雪質はバッチリで、はるばる北海道へ来た値打ちがありました。
この時、めずらしいリフト?を見ました。
おしりに挟んで上まで連れて行ってもらうのがそれで、リフトと言えば椅子が当たり前だと思っていたのでビックリ。
上まで行ければよいわけで、なんか楽しそうだなと思い私もやってみました。
バランスがなかなか難しく、途中で脱線しそうになりましたが、なんとか最後まで登れました。
地元の小学生もやっていましたが、当然のように上手でした。
滑りも当然上手で、リフトを譲ってくれたりして、とても感心しました。
札幌の夜
その日の夜は、寒さにも馴れたせいか札幌の夜に出かけました。
いろんな海鮮物の料理屋さんがありましたが、翌日のレンタカー代を考え断念。
ラーメンにしました。しかしながら、あの夜のラーメンは本当においしかった。
いまだに一番おいしいかったラーメンです。
冬の支笏湖へ
旅をしているうちに、どうしても行きたくなったのが支笏湖(しこつこ)です。
千歳空港でレンタカーを借りて、支笏湖に向かいました。
しかし、夏とは違い、思っているような時間では着きそうにありません。
まして、冬の北海道で雪の上を走るのは初めてです。
急ぐ気持ちを抑えて、安全に走らなければなりません。
天候もあまりよくなく、何度引き返そうかと思ったかしれません。
しかし、ハンドルを持ったら性格が変わるたちなので、必死にアクセルを踏んでいました。
そしてなぜか支笏湖に近ずいた頃、急に天候が良くなってきました。
支笏湖が目の前に見えた時、なんとも言えないパノラマの景色が広がっていました。
樽前山(たるまえさん)と風不死岳(ふっぷしだけ)には、まるで砂糖をまぶしたような雪が積もり、湖とのコントラストでかつてない景観でした。
言葉にならないとはこの事で、苦労してここまで来た甲斐があったなと思いました。
残念ながら、オコタンペ湖には、飛行機の時間の関係もあり行く事ができませんでした。
大自然の雄大さを目の当たりにした瞬間でした。
数日間の北海道滞在でしたが、雪のすばらしさを知り、極寒の地でのさまざまな体験をする事ができました。
日本という国は、南と北ではかなり気候に差があります。
しかし、それであるがゆえにすばらしい景色を見せてくれます。
冬になるたびに、あの景観を思い出します。