眼下に、諏訪湖が見えてくる時が一番好きでした。
目の前が開けると同時に、やっとたどり着いたという思い出うれしくなるのです。
いにしえの昔の旅人は、どんな思いで諏訪湖を眺めたのでしょう。
塩尻
塩嶺峠(えんれい峠)からの諏訪湖眺望は、眼下に広がりとても解放感があります。
塩尻駅は「中央西線」と「中央東線」に分かれる駅で、特急も「しなの」と「あずさ」になります。
木曽路とは違う風景で、北へ行くと日本アルプスサラダ街道などの平野が広がります。
下諏訪
中山道と甲州街道の宿場町として下諏訪宿があります。
諏訪大社の下社があります。
下諏訪大社
諏訪湖の北側に位置する下諏訪大社には、春宮と秋宮があります。
大きなしめ縄がとても印象に残っています。
次男のお宮参りでお世話になったという事もあり、よく覚えています。
御柱祭
七年に一度開催される、諏訪大社のお祭りです。
もみの木の大木を山から16本切り出し各宮へ曳航するのです。
「木落とし」は、とても凄まじく日本全国他では見られないものです。
御神渡り
温暖化により、毎年ではなくなったが、信州最大の湖諏訪湖では、御神渡りと呼ばれる湖面の亀裂と盛り上がりが出現します。
諏訪神社の上社から下社へ神様が会いにいった足跡だと言われています。
和田峠
その昔、ビーナスラインが有料だった頃、美ヶ原の夕日を見に行く為によく和田峠をのぼりました。
和田峠頂上からの眺めは、昔の旅人の大変さを実感します。
クルマでも大変な所を歩いて峠越えをしていたのです。標高も高く、足腰にはとても負担だったと思います。
笠取峠
立科町にさしかかると、旧国道に笠取峠の松並木があります。クルマをとめて歩いてみました。
時代劇の風景がそこにはあります。中山道を旅していた人たちの情景が感じられるところです。
峠には、名前の由来を感じさせるものが多く、旅人の気持ちがよくあらわれているとおもいました。
笠取峠と芦田の間に権現の湯と風の子広場という権現山公園があります。
浅間山他の山が見渡せる景色の良い高台にあります。
よく利用させていただきました。
芦田
芦田にも中山道の宿場の雰囲気が残っています。
旧芦田宿本陣があります。
浅間山と蓼科山を眺める事の出来る、とても景観のよいところです。
現在、この立科町はりんごの生産が盛んで、一面のりんご畑を見渡す事ができます。
茂田井
茂田井(もたい)では、白壁土蔵の美しい静かな空間に出会えます。
立科町と望月町(現佐久市)にまたがる茂田井間の宿は、何度も通りましたが素敵なところです。
望月
鹿曲川の上流に春日温泉があります。泉質の良さが評判で、肌がすべすべになります。
馬事公苑があり、山の眺めもすばらしいところです。
寒暖差が激しい為、春日渓谷では紅葉が見事です。
自然の中で鹿に会う事もしばしばでした。