北国街道の旅~軽井沢から小諸や海野宿、別所温泉を巡って善光寺へ

追分から上田まで、国道18号線の北側に浅間サンライン(浅間山麓広域農道)が整備されています。

山側を通る眺めの良い道路は、渋滞もありません。

北国街道でのんびりしたあとはこちらの道路もいかがでしょうか?

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追分

軽井沢の西に信濃追分(しなのおいわけ)という中山道の宿場があります。

追分という地名は、全国にいくつかあります。

地名の由来は、牛や馬を追い分けるという事で、道が二つに分かれる場所という意味があります。

そして、北国街道(ほっこくかいどう)もこの追分宿から新潟県上越市高田宿へと続いています。

小諸

島崎藤村の千曲川旅情の歌、小諸なる古城のほとりで有名です。

私も、何度も訪れていますが、浅間山やその連峰を眺められる温泉「あぐりの湯こもろ」がお気に入りです。

露天風呂からの浅間連峰の眺めは最高です。

山頂に雪が積もっている山を眺めながらの温泉は贅沢の一言です。

懐古園

小諸市立藤村記念館があります。

小さいですが、遊園地と動物園があり、子供が小さい頃は時々行きました。

雷電の生家

雷電為右衛門(らいでんためえもん)の生家は今の東御市の滋野の駅近くにあります。

大相撲史上、名を残す最強の力士として知られています。

海野宿

私が、一番好きな海野宿(うんのじゅく)。

国道18号線の雑踏からは、思いもよらない静観さです。

千曲川の北側に位置し、景観の良い広い通りには間に用水路が流れています。

しばしタイムスリップして昔を懐かしめます。

別所温泉

信州最古の温泉で、泉質は単純硫黄泉。

やまあいの川の流れるところにある温泉です。

北向観音からの眺望を是非楽しんでください。

信州の鎌倉と言われる塩田平には、鎌倉時代から室町時代にかけて造られた神社仏閣をたくさん見る事が出来ます。

ねずみ

国道18号線を走ってると、信号の上にひらがなで「ねずみ」と書かれた所があります。

ずっと不思議に思っていましたが、どうやら「寝ず見」という事らしいです。

なまえの由来はいろいろあると思いますが、長距離を走っていると、気持ちが和み、楽しかったのをおぼえています。

善光寺

長野の駅から、ずっといろんなお店がたちならびます。

坂道ですが、あまり苦にならず辿りつけます。

仁王門には、仁王像が両脇に立ちこちらをにらんでいます。

中には、閻魔大王もいて、なかなかの迫力です。

牛に引かれて善光寺参り

昔、小県(ちいさがた)のあたりに信仰心のないお婆さんが住んでいました。

どこからか牛がやってきて、お婆さんの「布」を角に引っ掛けて走っていきました。

追っかけているうちに、とうとう善光寺まで来てしまいました。

牛は消え、仏様がお婆さんの心を照らし、その後は改心して信心するようになりました。

お婆さんが、家の近くの観音堂にお参りしたところあの「布」がありました。

自分を善光寺へ導いた牛は、観音様の化身だったとお婆さんは気づいたのでした。

このお話には、いろんな説があります。

尚、小諸にある布引観音(釈尊寺)がこの観音様だそうです。

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