映画館は昔に比べると、ドルビーなどのサラウンドシステムが発達し3Dと組み合わせると、夢のような体感が得られます。
まさに「観るのではない。そこにいるのだ。」というアバターのキャッチフレーズがうなずけました。
確かに、いまやパーソナルの時代なので映画も個人で見る事が多くなったと思います。
しかし、映画音楽や挿入曲などの迫力などさまざまな「音」の迫力は、映画館で味わいたくなります。
そして、その感動のあとには「映画館で観てよかった!」といつも思います。
イージー・ライダー
この映画を知らない人でも、テーマソングを聞いた事はあると思います。
ステッペンウルフの「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」です。
日本版の曲のタイトルが「ワイルドでいこう!」というなぜかスッキリするタイトルで、うなずけました。
何十年も前の曲ですが、イントロを聞くとワクワクします。
関西では、FM COCOLOで頻繁に聞くことが出来ました。
うちの息子は、歌の出だしを「いつものラーメン」と空耳してました。
ポセイドンアドヴェンチャー(1972年版)
ストーリーは勿論、ジーン・ハックマンの演技、特にラストは泣けてしまいます。
アーネスト・ボーグナインやシェリー・ウィンタースの名演技も感動しました。
モーリス・マクガバンの「モーニングアフター」という挿入歌が大好きで、いまだに時々聞いています。
アカデミー歌曲賞を受賞しています。
そして、映画音楽はジョン・ウィリアムズです。
人類創世(Quest For Fire)
なぜか強烈な印象があり、一時期「なんていう映画タイトルだったかな?」「あの挿入歌をもう一度聞きたい!」などと思ってました。
インターネットの普及とともに解決し、すっきりしました。
原始時代の話しなので、セリフはなかったのですが、個人的にはとても楽しく観ました。
火を求める旅で、火を起こせる多種族との出会いラストはハッピーエンドの不思議な映画でした。
劇中挿入曲はニュートン・ファミリーの「アトラ」という曲です。
昔の映画館のおはなしと今の映画館
昔は、シネコンなどではなかった為、ひとつの映画館で朝から晩まで同じ映画を上映してました。
その上、途中入場OKで、ひとたび映画館に入るといつ退場しても自由、何回観てもOKでした。
ですから、昨今の映画は時間に間に合うように行かなければいけない「緊張感」があり、一度しか見れないので「集中力」が必要となります。
その結果、途中入場や途中退場などのパターンがなくなり結果的にはよかったかもしれません。
昔の映画館がなつかしいのは私だけでしょうか?