私にとって、ヨーロッパ旅行の最後の地であったパリは、世界中の人々があこがれる街です。
その魅力は、衰えることなく現代まで受け継がれています。
すべてが芸術的であるパリの街。
その街に来れた事をうれしく思いました。
芸術を語る程の知識も力量もありませんが、この美術館の人気と動員数だけは別格のように思います。
世界中からルーブル美術館に人が集まり、誰もが知っている作品が目の前で見ることが出来るのです。
もちろん展示の数も広さもすばらしいもので、時間が経つのも忘れてしまいそうです。
ルーブル美術館
展示美術品は35,000点近く、収蔵品は380,000店以上だそうです。
セーヌ川の右岸に立ち、中世の頃は要塞として建てられ、その後王宮として使われていました。
ルイ14世がヴェルサイユ宮殿を王宮として選び、ルーブルは古代彫刻や絵画などの収蔵や展示場所となり、現在のルーブル美術館となったそうです。
サモトラケのニケ
勝利の女神であるニケ、発見された当初は、今の形ではなかったそうです。
その後、発掘され今の形になったと言います。
まだ頭は見つかっていませんが、現在のままでも充分のように思われます。
布を表しているところなど、まるで風が吹いている中へ向かっていくようです。
ミロのヴィーナス
腕の部分はありませんが、とても彫刻とは思えない美しい曲線の数々です。
子供の頃は、その良さがわかりませんでしたが、歳をとるにつれわかるように?なった気がします。
ミロス島で見つかったアプロデエィーテー、過去において日本に来たことがあります。
1964年、東京の国際西洋美術館と京都市美術館に特別展示されました。
京都市美術館に連れられて行きましたが凄い人でした。
モナ・リザ
レオナルド・ダヴィンチとは、いったいどれほどの才能の持ち主だったのでしょう?
まさに天才と呼ばれるにふさわしい、いろいろな面に渡って才能のあった人物です。
1974年、東京国立博物館に貸し出し展示されました。
美しい天井画
ルーブル美術館は、王宮として使われていた為かその建物もすばらしく、天井画も見事です。
パリのセーヌ河岸(パリのセーヌかがん)
ユネスコ世界遺産として登録されていて、シェリー橋からイエナ橋まで、シテ島とサン・ルイ島が登録対象になっています。
ルーブル美術館もその対象となっていて、パリの主要な観光地をも含まれています。
パリと言えば、昔からセーヌ川を写真や映像で見ましたが、これほどの見どころがあるとは思いませんでした。