なんとかクルマを修理して摩周湖~神秘のオンネトーへ

翌朝は、せっかくの朝食の味もわからず、早くにレンタカーを借り、クルマの所に向かいました。

JAFに電話をし、近くの民間車検場までレッカー移動してもらいました。

その結果、「部品がない」「部品取り寄せには日数がかかる」との事でした。

悩んでいると、整備士のかたから意外な提案がありました。

応急処置をして、修理すれば、しばらく乗れると。。。

私が乗っていたのは、FFだったので、後ろのタイヤは基本的には前輪よりあまり複雑な構造ではなく、なんとか修復出来るみたいでした。

勿論、応急処置なので、あまりスピードを出してはいけません。

ですが、少なくとも部品が届くまで待っているよりは、ありがたい話で部品のあるところまで走る方が良いのではないか?

と、言うことでした。

そういう状況だったので、修理費も安くしていただき、短時間でなおしていただけました。

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摩周湖やいろいろな湖へと向かう

気を取り直して、根室市内を抜け摩周湖へと向かいました。その日は、弟子屈というところで宿をとりました。

霧の摩周湖は、やはり霧であまり見えませんでした。しかし、見えるまでは納得できない!と、そのあと3回訪れました。

最後に摩周湖を訪れた日、それは霧ひとつなく空は快晴。宿のかたから、裏摩周を教えてもらっていたので「裏摩周」へも行きました。

感想ですが、摩周湖は少し霧がかかってる方が幻想的だったように思います。これは、誠に贅沢なはなしではあります。

この時、いろいろ巡っていたのは、阿寒湖と屈斜路湖です。このあたりは湖が多く、摩周湖を何度も見るためにこのあたりをぐるぐるしていました。

オンネトーはすばらしい

個人的に気に入ったのは、阿寒湖の近くにある「オンネトー」です。

阿寒富士と雄阿寒岳をバックにした雄大さもさることながら、

湖の色が独特な色で、光の具合いによってなんとも言えない色になります。

その湖は底まで透けて見え、湖底に倒れた木がなんとも言えない幻想的で不思議な雰囲気を醸し出していました。

このひっそりとした「オンネトー」という湖がとても気に入り、そのあと何度か訪れました。

この頃から、私は比較的小さい湖が好きになりました。

「秘湖」と言われると、どうしても行ってみたくなります。

阿寒湖やペンケ・パンケ

阿寒湖の近く、雄阿寒岳をぐるっとまわると「ペンケトー」「パンケトー」という二つの湖があります。

ペンケパンケなんて呼ばれたりもしますが、その二つ湖は、双湖台という展望台から眺める事が出来ます。

ようやく、この地を離れる決心がつき、次なる目的地に向かう事にしました。

眺めが良いと聞いた美幌峠からは、眼下に屈斜路湖の雄大な景観が広がっていました。

悩みも吹っ飛び、このあとの新しい旅を楽しむ事にしました。

 

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