カピトリーノの雌狼を思い出す、それは壮絶なローマのはじまり

ヨーロッパには、たくさんの教会や美術館、遺跡などがあります。

その中でもローマは、それぞれの場所があまり離れていないため、旅のプランとしては欲張りになるかもしれません。

ただ、その偉大さや荘厳さの前には、時間を忘れてしまう事の連続です。

ヨーロッパを旅していると、いろいろな教会があり、大小にかかわらずとてもすばらしいと思いました。

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教会の空間に酔いしれる

ジェズ教会

教会は、その空間に入った瞬間、誰もが厳かな気持ちにさせてくれると思います。

ジェズ教会は、イエズス会の本拠地だった教会だそうです。

イエズス会で思い出すのは、フランシスコ・ザビエルですね。

ここにはフランシスコ・ザビエルの礼拝堂があり、右腕が天使に守られています。

日本にとって、フランシスコ・ザビエルは知らない人はいないくらいの歴史的人物ですが、彼の日本に対する情熱は計りしれません。

日本は、西洋の偉人のおかげで今があるように思います。

真実の口

ローマにあるサンタ・マリア・コスメディン教会に真実の口があります。

海神トリトーネの顔がこちらをみて口を開けています。

もともとは古代のマンホールの蓋だったなんて聞くと、イメージが崩れますが、それにしてもなかなか迫力があり、手を突っ込む勇気はありませんでした。

(ということは、やましいのかな?)

映画「ローマの休日」のシーンで有名ですね。

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

テルミニ駅から近く、あのベルニーニの墓もここにあります。

偉大なる聖母マリアに捧げられた大聖堂とよばれ、四大バシリカの内のひとつです。

ローマで一番高いと言われるロマネスク様式の鐘楼は、1377年に建てられました。

カピトリーノの雌狼

学校の教科書で見たような記憶があるのですが、どうもこの二人の子供が頭から離れません。

テヴェレ川に捨てられた双子のロムルスとレムスの話しです。

その双子は、狼に育てられ、その後羊飼いにロムルスとレムスと名付けられ育てられたといいます。

自分たちが捨てられた地に都市を築こうとしましたが、兄弟の争いの末レムスはロムロスに殺されてしまいます。

ロムロスの名前はローマの名に由来すると聞きます。

マルケルス劇場

マルチェッロ劇場とも言われる古代の劇場で、紀元前13年に完成しました。

屋根はなく収容人数は一万人以上と言われています。

演劇や歌にしても、いったいどのように行われていたのでしょうか?

しかしながら、ローマにはこのような建造物が未だに残っていてる事が驚きです。

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