ヨーロッパへの憧れ、かけがえのない思い出を大切に

旅をした人には、いろんな思い出があると思います。

旅では、何年経ってもおぼえている事もありますが、ほんの些細なことだったりします。

どんなすばらしい観光地よりも、ずっと印象に残っている風景や景観があったり、宿泊先のトイレやバスルームの事であったり、なかなか言葉が通じなかった現地の人とのふれあいだったり、、、

そんな思い出はその人にとって、かけがえのない財産であり二度とその時代には戻れません。

テレビや映画、写真では見る事のできないものこそ、旅の大切な思い出なのです。

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ヴェネツィアに憧れた理由

誰でも最初は漠然と海外に対する憧れがあると思います。

学校の授業では英語を習いますし、世界史や地理の教科書で見た写真に引きつけられたりしますよね。

美術が好きな人はもちろんですし、海外の音楽に憧れる人も多いと思います。

水の都ヴェネツィア

世界中に「水の都」はたくさんありますが、ヴェネツィアほどすばらしいところはないと思います。

運河が街の中を縦横に流れ、交通手段は船という、綺麗な街並みとともに、まさにおとぎばなしのようなところです。

私が、最初に知った時は確かテレビの特集だったと思います。

ヴェネツィアは地盤沈下をしていてどんどん沈んでいて、いずれは海の中へ沈んでいってしまうというものでした。

それ以来、なぜかヴェネツィアの事が気になるようになり、いつかどうしても行ってみたくなったのです。

リトルロマンス

ヴェネツィアといえば、必ず思いだす映画があります。

リトルロマンスという映画です。

子供同士でヴェネツィアへ旅をするのですが、「ため息橋」のシーンやゴンドラのシーンがとても印象的でした。

主人公の二人は、夕暮れにため息橋の下でゴンドラに乗ってキスをする為にヴェネツィア行きを決意します。

あの女の子がダイアン・レインだったとは、あとで知りました。

これもヴェネツィアに行きたくなった理由のひとつです。

深刻な問題

現在、世界中でさまざまな問題による深刻な事態に直面しているようです。

地球温暖化や大気汚染、異常気象に地震など。

ヴェネツィアは、地盤沈下に追い打ちをかけられるように地球温暖化による海水面の上昇が深刻でまさにダブルパンチです。

もちろん、今までにも海水が流れ込んで来たことによって、大変な事態も数々ありました。

しかし近年のいろいろな報告によると、事態はより深刻です。

冠水しているヴェネツィアを目にすると、なんともいえない気持ちになります。

「美しい水の都ヴェネツィア」が、ずっと未来にまで残ることを望んでいます。

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