旅を思い出す時、それは写真やビデオは勿論ですが「音楽」が連れていってくれる時もあると思います。
音楽を聴いていると、その頃の情景がうかんで来て、とてもなつかしくなる時があります。
旅をしていると、さまざまな場面で音楽と関わりがある事に気がつきます。
そして音楽は主役もこなしますし、脇役も演じてくれます。
そんな音楽が旅を素敵にしてくれるシーンについてお話してみたくなりました。
音楽と風景との関わり
スペイン
スペインと言えばフラメンコ!と言うイメージがきついかもしれません。
フラメンコの独特のリズムや手拍子、スパニッシュ・ギターは、まさに心が踊るようです。
「サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ」という映画が公開されました。
なぜかわかりませんが「アランフェス協奏曲」がいつもおもいうかびます。
トレドなどの紹介をテレビで見て、タホ川の流れを見るとなぜかアランフェス協奏曲の第二楽章がうかんできます。
作曲者のホアキン・ロドリーゴは、盲目だったにもかかわらず沢山の作品を残していて、まさに驚きです。
イタリア
イタリアといえば、オーソレミーオです。
オペラやイタリア民謡などがなつかしいです。
それに、モンティのチャルダーシュを聞くと泣きそうになります。
やはり、音楽的にもイタリアは多くの人の心をとらえて離さないと思います。
最近では、テルマエロマエのいろんなシーンと歌声がとても愉快で楽しく親子で楽しませていただきました。
フランス
フランスは、シャンソン!かもしれませんが、私は軽快なテンポのアコーディオンの曲が好きです。
セーヌ川の流れとカフェのシーンにはピッタリです。
勿論、フランス語の歌もすばらしく、意味はわかりませんが、雰囲気で楽しんでます。
最初に買ったLPは、なんとミッシェル・ポルナレフで、わからないフランス語でしたが、いまでも大好きです。
イギリス
個人的にロックです!
ロックンロールではなく、「ロック」です。
「ブリティッシュロック」全盛期の頃にはロンドンに行きたくて仕方なかったのを思い出します。
ビートルズの名曲もすばらしいと思いますが、「ビートルズ以外は聞かない」と言っていたクラスメイトには残念に思いました。
近年では、ロニースコッツにジェフ・ベックが登場しているのを見てうれしく思っています。
ジェフ・ベックは、ギター好きにはたまらない神様のような人物です。
まあ、エレキギターの神様は、人により色々だと思いますし、私も1人には決めれないのですが、ジェフ・ベックの演奏は唯一無二です。