その昔、日本ではあまり「昔の曲をカヴァーする」という事が少なかったように思います。
洋楽のヒット曲を調べてみると、何年か前のカヴァーだったり、アレンジを変えたりと、日本よりは多かったような気がします。
近年では、日本でも色々なカヴァーアルバムがヒットしたり、テレビドラマでカヴァーソングが使われていたりと、音楽事情も変わってきました。
「これは、だれだれの曲だ!」と、私が叫んでも、家族から嫌われる悲しい状況になりました。
往年の洋楽
ポピュラーミュージックは、時を越えて聞けるすばらしい名曲があり、よく聞いていた頃にタイムスリップさせてくれます。
そして、CMやドラマで使われているのを耳にすると、当時を思い出して独りでほくそ笑んだりしています。
カーペンターズ
早くにカレン・カーペンターが亡くなったのが凄く悲しかったです。
カーペンターズは、兄のリチャード・カーペンターのアレンジの良さと妹のカレン・カーペンターの歌唱力との融合がまるで魔法のようでした。
亡くなってからも、いろいろな場面で聞く事が多く、今でも色あせていません。
オリジナルもカヴァーもすべてすばらしい曲となり、世界的にも有名になりました。
ある時、「イエスタディ・ワンス・モア」がFMで流れてきて涙したのを思い出します。
カーリーサイモン
「うつろな愛」が大好きで、今でも時々聞いています。
ラジオでよく流れていましたが、セルフカヴァーのヴァージョンもあります。
曲の最後に、ミックジャガーがコーラスで参加していたり、アルバムはそうそうたるメンバーだったりします。
映画007私を愛したスパイ Nobody does it better でも聞いた事がある人も多いと思います。
アルバート・ハモンド
大ヒットした「カリフォルニアの青い空」は、当時は耳にタコが出来るくらいラジオで聞きましたが、この邦題を考えた人は凄いなぁ~と思いました。
だって、It Never Rains In Southern California が英語のタイトルですよ!
なんともすばらしい邦題です。
日本での、アメリカ西海岸に対する憧れも強くヒットしたように思います。
「落ち葉のコンチェルト」も大ヒットし、ドラマやテレビでよく耳にしました。
アルバート・ハモンドは、この他にも楽曲提供でヒット曲を作っていて、スターシップの愛はとまらないNotting’s gonna stop us nowを知ってる方も多いと思います。
カーペンターズの「青春の輝き」や、レオセイヤーの When I Need Youなど、すばらしい曲ばかりです。