長崎を思い出す時、なんといっても平和祈念像が一番に思い浮かびます。
二度とあってはいけないことであり、そのことを後世に伝えていかなければいけません。
長崎の観光の良さを知ると同時に、いろいろな歴史的事実から学べたらと思います。
長崎を知る
大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)
現存する日本最古のキリスト教建築物で、国宝です。
幕末の開国に伴い居留地の中に建てられました。
中世ヨーロッパ建築を代表するゴシック調で在留外国人のために建設されました。
長崎平和公園
平和祈念像は、北村西望によって造られました。
昭和20年(1945年)8月9日に投下された原子爆弾の落下した場所の近くにあります。
悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いと、世界平和への願いを込めてつくられた公園です。
平和の泉の石碑
のどが渇いてたまりませんでした
水にはあぶらのようなものが
一面に浮いていました
どうしても水が欲しくて
とうとうあぶらの浮いたまま飲みました。
ーある日のある少女の手記からー
この石碑を見た人は、言葉が出なかったと思います。
長崎電気軌道(路面電車)
長崎の観光めぐりに路面電車を利用するのも良いと思います。
料金も安いですし、楽しかった記憶があります。
福沙屋のカステラ
その路面電車に乗ってる時に地元の人に福沙屋のカステラを教えてもらい、買いに行きました。
すこし、甘めで食べ応えのあるカステラというのが私の感想でした。
出島(でじま)
現在は、昔のような扇型をした島ではありませんが、鎖国時代には唯一海外との接触がゆるされた場所でした。
南蛮渡来の人々が集まり、盛んに貿易がおこなわれていました。
復元工事がどんどん進められているので、楽しみな場所です。
眼鏡橋
水面にうつるとめがねに見える事からよばれています。
日本最古のアーチ型の石の橋で、国の重要文化財に指定されています。
近年では、長崎大水害で損壊しましたが、修復され昔のままの面影を感じる事が出来ます。
グラバー園
旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅を中心に、そのほか移築又は復元したものがあります。
現存する日本最古の木造洋風建築・和洋折衷の建物らしいですが、やはりおしゃれな建物と言えます。
軍艦島(端島炭坑)
正式名称を端島と言い、海底の炭鉱によって栄えた無人島です。
現在は世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼 造船、石炭産業」の構成遺産になっています。
長崎の夜景
香港、モナコと並び、世界新三大夜景に認定されました。
女神大橋(ヴィーナスウィング)
2005年にできた斜張橋で、ライトアップされ長崎の新たなランドマークとして人気があります。
稲佐山公園(いなさやまこうえん)
総ガラス張りのロープウェイでのぼれ、山頂展望台があります。
鍋冠山公園(なべかんむりやまこうえん)
展望台がリニューアルされ、人気のスポットです。
そのほかの夜景スポットとしては、風頭公園、立山公園などがあります。