ある朝、目が覚めると一面の雪景色でした。
いったい何がおきたのかわかりませんでしたが、それは10月上旬のある朝でした。
しばらくぼーっと眺めていましたが、その雪は少しずつ溶けはじめました。
私が、信州に住んで1年目の出来事です。
まだ、紅葉も終わってない頃だったので、両方の景色が楽しめました。
雹
雹(ひょう)は、突然音を立てて落ちてきます。本当にびっくりします。
あたり一面真っ白になった事もあります。
7月にも何度か経験しました。
地上の気温ではなく、上空の気温が低い時に起きる現象らしく、大きい雹はクルマや家屋をも傷つけてしまいます。
最低気温
マイナス20℃近くまで体感しました。こうなると、ストーブの暖かさが効かなくなります。
気温が低くなると、息苦しく感じるようにもなります。
バナナで釘を打った事はありませんが、ビール瓶を外に置いておくと割れてしまいます。
ディーゼルエンジンのクルマは、軽油が凍ります。
寒冷地用の軽油なら大丈夫ですが、一般的な軽油はよく凍ったので、お湯をかけたり大変でした。
ダイヤモンドダスト
寒い日に、空気中の水蒸気が昇華して出来る現象。
その時に太陽の光が当たるときらきら光ります。
朝早く、とても寒い日に太陽の光の中をキラキラさまよっているようです。
霧氷
早朝、スキー場で頂上まで行くと、よく霧氷を見る事が出来ました。
枯れ木にに花が咲いたようでとても綺麗です。
その霧氷に太陽の光があたるさまは、なぜか幸せになった気分でした。
スキーが滑らない
極寒になると、スキーの板が滑らなくなる事がありました。スキーのワックスも合わなくなります。
なぜ、そこまでしてスキーをしなければならないのか?と考えたりしました。
お湯が凍る
あまりにクルマが汚かったので、バケツにお湯を入れて雑巾をしぼり、拭こうとしました。
駄目でした。
一瞬で雑巾はパリパリになり、クルマを拭こうとしても、ツルっとすべるだけ。
極寒地では、ガソリンスタンドの洗車機も中止してたりします。
エンカル
雪道では塩化カルシウム(エンカル)はなくてはならないものです。
しかしながら、エンカルはクルマにとっては大敵です。
エンカルをクルマのシャーシやボディーに付着させてしまうと錆びるからです。
スキーに行ったときなどは、洗車場などで、クルマの下回りを洗い流す事をお勧めします。
硫安
春スキーなどでは、なぜかしら溶けない雪を目にすると思います。
リフト乗り場や、降り場などには硫酸アンモニウム=硫安(りゅうあん)がまかれています。
これもきれいに洗い流した方が良いです。