中山道(なかせんどう)の一部である木曽路(きそじ)は、独特の景観がすばらしく懐かしさを感じさせる場所です。
はじめて見たのは信州に行くスキーバスの中からで、大きな岩が川の中にあるのに驚きました。
その記憶の確認に、国道19号線を走って信州まで行きました。
木曽路
木曽川沿いの国道の山肌からは、水蒸気が空へと上がって行きます。
湯気のような靄(もや)のような蒸気が空へと上がっていきます。
その景観を見ながらクルマで走るのが好きでした。
勿論、中央高速道路も良いのですが、時間がある時は木曽路を使ってみる事をお勧めします。
御嶽山
民謡「木曽節」にもうたわれている木曽の御嶽山(おんたけさん)は標高3,607メートルの成層火山です。
独立峰としての大きな裾野は、山岳信仰の山としても有名です。
たくさんのスキー場があり、まさに御嶽山の恵みとも言えます。
下呂・中呂・上呂
下呂というのは、温泉地として有名ですね。飛騨川沿いの山の中、とても風情のある名泉です。
でも、実際に下呂に行って見てその近くを立ち寄ると、中呂(ちゅうろ)、上呂(じょうろ)もあるんです。
地名には、大変興味深く感じる時がありますが、この時もそうでした。
付知峡
この地名も、普通に読めばよいのですが、視覚的にすんなり読めませんでした。
付知峡(つけちきょう)と読みます。
御嶽山の南麓にあり付知川が流れている渓谷は、川の色がとても綺麗で、紅葉もすばらしく滝にも恵まれた景勝地です。
妻籠と馬篭
この二つの宿場は、比較的近くにあり、間には馬籠峠という当時を思わせる峠があります。少々、大変かもしれませんが歩いてみるのも良いと思います。
寝ざめの床
寝ざめの床(ねざめのとこ)は、白く大きな岩がゴロゴロしています。
と、言うより「この大きな岩はどこから来たのだろう?」って感じです。
国道19号線を走っていると、通り過ぎてしまいそうですが、是非立ち寄ってみてください。
JRの列車からも、この寝ざめの床を眺めることが出来るので、車内アナウンスされます。
おすすめは、川の近くまで行ってみて岩の上に立って見る事。
ただし、怪我に気をつけてくださいね。
奈良井
なぜかこの地に来ると必ず立ち寄っています。
奈良井(ならい)は、奈良井宿と呼ばれるかなり栄えた宿場町です。
鳥居峠が中山道の難所であったので栄えたらしいのですが、私は、この宿場町のたたずまいにとても魅力を感じます。
一度は泊まってみたい宿の一つです。
何度も訪れている木曽路ですが、昨年の感想を述べさせていただくと、いろいろな所が整備されており、とても気持ちよく過ごさせていただけました。お湯が出るのも「ほっと」します。
特に、道の駅やその他のパーキングなどでのトイレの清掃は驚きに値するもので、ボランティアの方々のおかげとお見受けいたしましたが、御苦労されいる事と思い、大変感謝いたしました。ありがとうございます。