京都府の丹後半島の西の付け根に琴引浜という素敵な響きの海岸があります。
全国には、他にも鳴き砂があるらしいのですが、鳴かなくなったりしていてどこか悲しいです。
琴引浜
鳴き砂で有名で、海岸を歩くと「キュ、キュ」とかわいい音がします。
鳴き砂は、鳴り砂とも言われ、全国のいろんな海岸でも体験できるようです。
しかし、色々な条件が重なってはじめて実現するもので、ゴミや海水の汚染などが原因で鳴かなくなったりするそうです。
どこの海岸も大切にしたいものです。
天橋立
日本三景の一つの天橋立(あまのはしだて)は、丹後半島の東の付け根にあります。
阿蘇海と宮津湾の間にある砂州で、その長さは3.6キロメートルにまでなります。
子供の頃、股の間から眺めた天橋立。
あまり意味がわかりませんでした。空と海を逆さに見て、天にかかる橋と見立てたようです。
子供は、そんな事よりも「股の間から眺める」という事が面白くあちこちでやっていました。
近年、テレビなどで天橋立のすばらしさを紹介されるのを見て、またいつか行ってみたいと思いました。
千里浜なぎさドライブウェイ
日本で唯一、クルマで海岸沿いを走れる場所です。
石川県の半島の西の付け根、羽咋の海岸にあります。
ここは、4WDは勿論FFやFR、バスでも快適に走れます。砂浜の砂がとても細かいため、タイヤがめり込まないのが理由だそうです。
とは言うものの、そんな海岸でもクルマの乗り入れを許可してくださるのは大変な事だと思います。
夕日が海の向こうに沈み、とても素敵な海岸でした。
鳥取砂丘
日本最大の砂丘、それが鳥取砂丘です。
中国山地の岩石が風化によって砂になり千代川に流れ、海へと運ばれます。
砂は波によって岸へと打ち上げられ、強い風によって陸地へと運ばれ砂丘を作ったそうです。
鳴り石の浜
鳥取県の琴浦町に「鳴り石の浜」があります。
丸い石の海岸で、波にもまれて「カラコロ」と鳴ります。
「よく鳴る」⇒「良くなる」と縁起が良くパワースポットとして人気です。
鍾乳洞
子供の頃から不思議で神秘的なものの一つに鍾乳洞(しょうにゅどう)があります。
石灰岩の浸食によって出来たもので、鍾乳洞の中は夏でもひんやりしています。
そのうえ、目の前の光景が理解出来ません。
案内の人の説明以前に、なんでこんなものが、地中にあるのだろう?とばかり考えていました。
つららのように垂れ下がる神秘的な鍾乳石を見て、驚くばかりでした。
自然が見せてくれるものは、いずれも長い年月をかけて出来上がったものばかりです。
その美しさは、伝えて行かなければならない宝物です。
幼い頃に行った懐かしい場所、また訪れて感動出来る事を願っています。