大きな古墳は、平地からだと認識しにくいですが、興味をもって散策しているとだんだんわかってきます。
周濠の美しさや、古墳の上の樹木など見事だと思います。
私が、古墳に魅力を感じるのは、「水と森」のせいかもしれません。
佐紀盾列古墳群(さきたてなみこふんぐん)
宇和奈辺古墳(ウワナベコフン)
国道24号線を北へ進むとちょうど平城京の東のあたりに出てきます。
一条より少し北へ進んだ左手にこんもりした丘のような風景が見つかります。
周濠がとても大きく綺麗な前方後円墳で、クルマでも見る事が出来ます。
佐紀盾列古墳群の一つ、ウワナベ古墳です。
この古墳の西側に平城京跡がひろがり、他にも古墳がたくさんあります。
航空自衛隊奈良基地の東に位置します。
小奈辺古墳(コナベこふん)
ウワナベ古墳の西にあり、こちらも前方後円墳です。
航空自衛隊奈良基地の西に位置します。
被葬者は不詳。
佐紀盾列古墳群の一つです。
磐之媛命陵(いわのひめのみことりょう)
コナベ古墳の西北に位置します。
こちらは、仁徳天皇の皇后だったかたの古墳との事です。
仁徳天皇陵は、日本最大の古墳で堺市にあります。
佐紀盾列古墳群の一つです。
佐紀瓢箪山古墳(さきひょうたんやまこふん)
国の史跡として整備されていて佐紀盾列古墳群のなかでは墳丘に登れる数少ない古墳です。
佐紀盾列古墳群の一つです。
佐紀陵山古墳(さきみさぎやまこふん)
垂仁天皇皇后の陵(ひばすひめのみことりょう)とされています。
垂仁天皇陵は、尼ヶ辻にあります。
佐紀盾列古墳群の一つです。
成務天皇陵(せいむてんのうりょう)
葺石が多用されていることから、佐紀石塚山古墳とも呼ばれます。
佐紀盾列古墳群の一つです。
孝謙(称徳)天皇陵(こうけんてんのうりょう)
女帝として、いろいろなメディアでも取り上げられています。
孝謙天皇が重祚(じゅうそ:一度退位した君主が再び位につくこと)し称徳天皇(しょうとくてんのう)となりました。
他の前方後円墳との違いは、その古墳の向きです。
それは西大寺の方角に向いているとの事です。
佐紀盾列古墳群の一つです。
五社神古墳(ごさしこふん)
近鉄京都線の平城駅の北西に位置するかなり大きな前方後円墳です。
佐紀盾列古墳群の一つで、一番大きなもので最も北に位置します。
被葬者は神功皇后陵とされています。
平城京跡
近鉄西大寺から東へ進んでいくと、突然視界が広がります。
いにしえの奈良の都、平城京です。
平城京跡のまんなかあたりに、みやと通りという道があります。
クルマで通れますので、ゆっくり通ってみてください。
「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録されています。
朱雀門や第一次大極殿、東院庭園などの復元がなされており、イマジネーションが広がります。