さて、あてもなくバルセロナからクルマに乗って地中海沿いを南下しました。
途中に、タラゴナという素敵な街があり、ひとりの旅も楽しいなと思っていました。
高速道路も快適で、この分だとオレンジで有名な地まで辿り着けそうです。
ヨーロッパのバックストリートが好きなのは、私だけでしょうか?
バレンシアはスペイン第3の都市
海岸沿いを走っていると黄色いかわいい畑が見えてきました。
オレンジの畑です。スペイン語でオレンジはナランハです。
バレンシア大聖堂
大聖堂の完成までには、何百年もの時がかかりました。
ゴシック様式やロマネスク様式、ルネッサンス様式、バロック様式などと多様な建築物となっています。
大聖堂のそばには、ミゲレテの塔があります。
この塔はのぼる事ができて、広場を見渡すことができます。
ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ
ユネスコの世界遺産に登録されています。
15世紀に建てられた絹の商品取引所で、交易を極めたバレンシアの商品取引の場所でした。
他にもたくさんの観光地がある旧市街にあります。
バレンシア美術館
ベラスケスやゴヤ、エル・グレコなどの作品もあります。
その他にも、フランドル派の絵画などもあります。
セラーノスの塔
まさに、要塞といった迫力を感じさせるセラーノスの塔です。
旗が翻っているのもなかなかよいですね。
城壁で囲まれていたバレンシアは、町に入るにはこのセラーノスの塔をくぐる必要があったそうです。塔の上までのぼれるようです。
近代のバレンシア
写真で見る限り、かなり近代的になっています。
これは、スペインの人たちにとっては、便利で嬉しい事だと思いますが、旅の思い出に浸りたい人には、少し残念な気がします。
バレンシアの思い出
いろんな思い出があると思いますが、私の場合は宿泊したホテルの思い出が一番印象的でした。
安いホテルだったので助かりましたが、フロントのおじさんや部屋を案内してくれたおじさんの陽気な笑顔に救われました。
1人でクルマでバルセロナから来た私は、少々ナーバスになってました。
でも、この二人の男性に勇気づけられたと今でも思ってます。
バルセロナに帰る
旅の途中とは言え、長く滞在ていたバルセロナは、ヨーロッパの中では馴染みの深い地となりました。
バルのマスター・ラモンともすっかり仲良くなったし、とてもアットホームな土地柄だったので「バルセロナに帰る」という表現が私のなかではピッタリでした。
バルセロナのホテルにもう一度滞在し、そして夜行でバルセロナに別れを告げます。