いにしえの道を歩く、奈良の山の辺の道とのどかな風景

田舎の風景や、日本昔話に出てくるような風景を見るとなぜか心がやすまります。

観光地の賑わいに疲れたら、いつもは電車の中から眺めている風景を確かめに行ってみましょう。

時には、各駅停車の旅も楽しいもので、ゆっくりした時間が良い思い出になったりします。

町の案内板や地元の人の口コミで探検してみると、意外な発見があるかもしれません。

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山の辺の道を歩こう

太古の道として知られている奈良の山の辺の道には、たくさんの史跡があります。

古墳やお寺を見たり、高台にのぼると、なかなか素敵な景色が見えます。

すべてを歩くもよし、一部を歩くのも良いと思います。

疲れたら電車に乗って他のエリアにワープしましょう。

景行天皇陵(けいこうてんのうりょう)

日本武尊(やまとたけるのみこと)の父の古墳とされ、渋谷向山古墳とも呼ばれています。

景行天皇山辺道上陵(けいこうてんのうやまべのみちのへのみささぎ)として宮内庁が管理しています。

崇神天皇陵(すじんてんのうりょう)

天理市の柳本にあり、行燈山古墳とも呼ばれる前方後円墳です。

宮内庁より山辺道勾之岡上陵(やまのべのみちのまがりおかのうえのみささぎ)として崇神天皇陵として治定されています。

周濠もすばらしく立派です。

櫛山古墳

双方中円墳というなんともめずらしい古墳です。

行燈山古墳に近く、埋葬者は不明のようです。

古墳のかたちとしては、はじめて知りました。

長岳寺(ちょうがくじ)

天理市の柳本にある高野山真言宗のお寺です。

弘法大師が大和神社の神宮寺として創建、一万二千坪の境内はとても美しく、大地獄絵があることでも知られています。

相撲神社

垂仁天皇のころに、当麻蹴速(タイマノケハヤ)と野見宿禰(ノミノスクネ)が相撲をとったといわれています。

これが日本の国技である相撲のはじまりだそうです。

こんな神社も知りませんでした。

さぞや、強い人だったんでしょうね。

箸墓古墳

邪馬台国の卑弥呼の墓ではないかとの説がある前方後円墳です。

そういえば、桜井市のゆるきゃらはひみこちゃんでしたね。

橘寺(たちばなでら)

聖徳太子誕生の地と言われる橘寺(たちばなでら)は、石舞台古墳の近くにあります。

往生院天井画

念仏写経研修道場として再建され、天井には著名な画家の華の絵260点が奉納されています。

いつも思う事

古墳を上空から簡単に見る事が出来れば、その凄さを感じとることが出来ると思います。

古墳が好きな人間にとっては、周濠を眺めたりするだけでも楽しいのですが、、、

やはり石舞台古墳のようにはいきませんね。

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