神戸北野異人館、六甲山の緑をバックに映える洋館

神戸三宮の少し山の手、新神戸からは西に異人館が建つ街があります。

神戸北野の異人館街は、カフェやレストラン、ショッピングなども出来ます。

神戸の街は、六甲山脈と海との間に凝縮されている為、傾斜が厳しいですが異人館を巡りは楽しいと思います。

阪神大震災でもちろん被害はあったものの、こうしていくつもの異人館を見る事が出来るのは、奇跡的だと思います。

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神戸北野異人館

神戸は昔から雰囲気の良いお店が多く、本場の外国人の方が作るレストランなどやおしゃれなカフェ、それにおいしいスウェーツも楽しめます。

ジャズのライブハウスなどもあって、夜の雰囲気もとてもすばらしい街です。

海と山が近く、どちら側から見てもすばらしい夜景など魅力は豊富です。

うろこの家

神戸の異人館の中では、高台に建ち重厚さと美しさを備えた建物です。

明治38年(1905年)に移築された建物で、旧ハリヤー邸です。

国の登録有形文化財として指定されています。

名前の由来は、うろこのような外壁からきていますが、とてもめずらしくて美しいと思います。

風見鶏の館

煉瓦造りが美しい神戸異人館を代表する建物で、屋根の上の風見鶏が特徴となっています。

1904年に建てられたドイツ人貿易商の住宅で、旧トーマス邸です。

歴史的建造物として国の重要文化財に指定されています。

萌黄の館

アメリカの領事ハンター・シャープの建物として1903年に建てられました。

旧シャープ邸として国の重要文化財に指定されています。

この建物の色も、この地であればこそ映える色のように思います。

BENの家と洋風長屋

イギリスの貿易商であったベン・アリソンの住まいで、居留地から移築されました。

狩猟が好きだったベン・アリソンの館内には、動物のはく製が展示されています。

洋館長屋は、左右の建物が左右対称に建つ建物で、現在はフランスの調度品を展示しています。

パラスティン邸

ロシアの貿易商パラスティンの邸宅として明治末期に建てられました。

喫茶店として営業されていて、ウェディングも出来るそうです。

旧パナマ領事館(神戸トリックアート不思議な領事館)

トリックアートが楽しめます。

もとはヒルトン邸として建設されましたが、戦後にパナマ領事館として使われるようになったそうです。

ヴィーナスブリッジ

異人館の高台からも、神戸の街や海の景色は眺める事が出来ますが、再度山を少し登ると「ヴィーナスブリッジ」があります。

もちろん、夜景もすばらしく人気があります。

夜景のお勧めの時間は夕暮れから夜になる頃で、灯りも多いですし、海も見えます。

神戸北野天満神社

風見鶏の館の近くに北野天満神社(きたのてんまんじんじゃ)があります。

平清盛が神戸福原に遷都するにあたり、禁裏守護・鬼門鎮護の神様として京都の北野天満宮を勧請させて祀らされたそうです。

学問の神様、菅原道真公が祀られています。

神社からの神戸の景観はすばらしく、「北野」の地名の由来にもなっているそうです。

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