映画音楽の事を「サウンドトラック」「サントラ」などと言いますが、どうしてそう呼ぶのか不思議でした。
そのことがわかるようになったのは、音楽のレコーディングに興味を持ってからです。
映画のフィルムは映像の部分と少しの幅の音声を録音している部分がありました。
その音の部分を「サウンドトラック」というようで、昔ではサントラ版などと言い、レコードとして販売されてました。
それらの曲や歌は、すばらしい映画とともに人々の心に残り、時代が変わっても語り続けられています。
エンニオ・モリコーネ
まさに、映画音楽の巨匠と世界中が認めるイタリアの作曲家だと思います。
作品の多さも凄まじく、初期の頃のウェスタン物から現代にいたるまで映画史とともに活躍してきた作曲家です。
ニューシネマパラダイス
「トト」役のサルヴァトーレ・カシオがとてもかわいくて、映画館に見に行った覚えがあります。
映像とともに流れる音楽がすばらしく、どこか悲しげで切なく、それでいて盛り上げてくれます。
エンニオ・モリコーネ / アンドレア・モリコーネのものだとは後で知りました。
映画技師アルフレード役にフィリップ・ノワレはフランスの映画俳優ですが、イタリア人の役を見事に演じています。
「トトとアルフレード」の自転車の映像が目に浮かんできそうです。
また映画を見て音楽を聞きましたが、やはりすばらしかった。
アンタッチャブル
監督は、ブライアン・デ・パルマで、ケヴィン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロ、アンディ・ガルシア他、すばらしい配役です。
ケヴィン・コスナー好きにはたまらない映画です。
エンニオ・モリコーネは、グラミー賞を受賞しています。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
美しい旋律は、さすがの一言で、イギリスのアカデミー賞の作曲賞を受賞しています。
監督は、セルジオ・レオーネで、「高野の用心棒」などの西部劇映画の巨匠として知られています。
エンニオ・モリコーネとは、この「高野の用心棒」からのコンビで、小学校の同級生らしいです。
そして、このワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカはセルジオ・レオーネの遺作でもあります。