沢から川そして海へ

水が流れていくのはごくあたりまえですが、その流れを見てみなさんはどんな事を考えますか?

子供の頃は誰でも水遊びが好きだったはずです。

危ない!と怒られながらも学校の帰り道などに遊んでなかなか帰りませんでした。

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川はどこから来て、どこへ流れていくのか

日本はその地形上多くの川があります。

ですが、その川は山から運ばれた多くの水がそそがれてできているのです。

山で、沢を見つけた時にみなさんは何か考えますか?

私はなぜかこの水はどこへ流れて行くのだろうと考えてしまいます。

勿論、池や湖に流れていくものもあると思いますが、なぜか私は海に流れて行くような気がしてならないのです。

分水嶺

最初そのことを知った時は、なにかピンときませんでした。

ただ、その分水嶺を境に日本海側を流れる水と太平洋側に流れる水があることを知りました。

そんな当たり前の事なのですが、自分がその場所に立っていることの不思議を感じました。

そしてそれ以来、山に行くとこのあたりの水はどちらに流れて行くのだろうと考えてしまうのです。

わたしの空想は、途中でその水の流れがとまることはなく、必ず海へとながれるように考えてしまいます。

信州で地名や人名に使われる美しい「沢」

沢というのは、信州の地名や人の名前に使われている事が多く、有名な「軽井沢」がありますが、地元では「かるいさわ」と発音し、沢は濁りません。

そのほか、人の名前も「○沢さん」という名前が多いです。

渓流とか沼とかいろんな呼び名がありますが、わたしはなぜか「沢」という言葉の響きに今でも美しさを感じます。

山の中で水が流れているさまは、とても気持ちが和みます。

そしてその水はどこから来てどこへ流れていくのか空想するのです。

湧水もまた、不思議です。とても冷たいですし山の恵みを感じます。

そこから渓流になり、滝になっていったりします。

水は植物や動物にはかかせないものですからきっといろんな光景にめぐりあえるでしょう。

沢から川へ、そして海へとそそぐ

そして、小さな川が合流などを繰り返し、どんどん大きな川になっていき、海へと流れていくのです。

その道のりはどれ程長いものかはわかりませんが、そうやって何年もまえから繰り返されてきたのです。

時には濁流になり、雨の少ない時期には流れる水の量が少なくもなります。

平野部で小さな川を見ているとどこから流れていきてどこへと流れて行くのだろうと考えてしまいます。

調べてみると、そこには凄まじい歴史があり、いろんな人が関わり今の川の流れを作るに至ってたりします。

そして、海にと流れこんだ水は大きな河口では汽水となり海水へと変わっていきます。

終着点ではなく出発点

長い旅の終着点のような気がしますが、それはあらたな出発点でもあるのです。

なぜなら、その水の一部は水蒸気になり雲となって雨を降らし、また山へと帰っていくのですから。

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